任意整理しても携帯電話は使える?

「任意整理すると携帯電話が使えなくなったりしないだろうか」
「任意整理した後も今の携帯電話を使い続けたい」

任意整理をすることで、今の携帯電話が使えなくなるのではないかという不安がある人もいるでしょう。

実際はどうかというと、利用料金の滞納がなければ、任意整理をしても携帯電話を使い続けることができます。

利用料金の滞納がある場合は、滞納した料金を任意整理の対象から外すことで、携帯電話を使い続けられます。

ただし、任意整理するときに携帯電話について気をつけるべきことがいくつかあるので、この記事でしっかり確認してみてください。

★利用料金の滞納がなければ、任意整理しても携帯電話を使い続けられる

●利用料金をきちんと支払っていれば、任意整理で携帯電話が使えなくなることはない
利用料金を毎月しっかり支払っている場合は、任意整理で借金を整理しても、携帯電話が使えなくなるということはありません。

銀行やクレジットカード会社、消費者金融などからの借金を任意整理することと、今使っている携帯電話を使い続けることには、何の関係もないからです。

●携帯電話の利用料金をクレジットカードで支払っている場合、支払い方法の変更が必要
任意整理をするときは、携帯電話の利用料金の支払い方法には注意する必要があります。

任意整理をすると、借金をあらかじめ決められた条件で返済することができなかったという「信用事故」の情報が、クレジットカードなどの信用情報を管理している「信用情報機関」に登録されます。いわゆる、「ブラックリストに載る」という状態です。

ブラックリストに載ると、今持っているクレジットカードを使い続けたり、新しくクレジットカードを作ったりすることができなくなります。

そのため、携帯電話の利用料金をクレジットカードで支払っている場合は、任意整理をする前に、支払い方法を口座振替や現金支払い(コンビニ決済)に変更しておく必要があるのです。

★利用料金を滞納している場合、今使っている携帯電話がどうなるか
携帯電話の利用料金に滞納がある場合は、それを任意整理の対象に含めるか含めないかによって、携帯電話を使い続けられるかどうかが変わってきます。

●滞納中の利用料金を任意整理の対象から外せば、携帯電話を使い続けられる
任意整理の大きな特徴の一つとして、対象とする借金を自由に選ぶことができるという点があります。

滞納している携帯電話の利用料金を任意整理の対象から外し、滞納分の利用料金を支払えば、今使っている携帯電話を使い続けることができるのです。

例えば、ドコモの携帯電話の利用料金を3カ月滞納していて、他にプロミスからの借金が80万円、東京スター銀行のカードローンでの借金が50万円あったとします。

この場合、ドコモを任意整理の対象から外し、プロミスと東京スター銀行の借金130万円を任意整理します。

それから、任意整理でできた金銭的な余裕を利用して、3カ月ぶんの利用料金をドコモに支払えば、今使っている携帯電話が利用停止や解約になることはありません。

●利用料金を滞納していて、滞納した料金も任意整理した場合は、携帯電話が使えなくなる
滞納している利用料金を任意整理に含める場合は、今使っている携帯電話を使い続けることができなくなります。

ただ、次のような場合は、滞納分の利用料金も任意整理してしまったほうがよいでしょう。
・滞納している利用料金が高額で、任意整理しなければ支払いきれない場合
・利用停止や強制解約になっていて、もう携帯電話を使い続けられる見込みがない場合
・滞納が長期間にわたっていて、携帯電話の会社から訴訟を起こされる可能性がある場合

★携帯電話の本体代を分割払いにしていた場合、残額の一括返済を要求されることがある
上でふれたように、任意整理をすると、借金をあらかじめ決められた条件で返せなかったという「信用事故」の情報が「信用情報機関」に登録されます(「ブラックリストに載る)状態)。

ブラックリストに載ると、クレジットカードの利用や作成ができなくなるだけではなく、分割払いで何かを購入するということもできなくなります。

そのため、今使っている携帯電話を分割払いで購入していた場合、本体代の支払いが終わっていなければ、残額を一括で支払うように要求が来ることがあります。

その場合でも、本体代の残額を一括で支払うことができれば、携帯電話をそのまま使い続けることが可能です。

★まとめ
・任意整理で借金を整理しても、基本的には今の携帯電話を使い続けることができる
・任意整理後はクレジットカードが使えなくなるので、携帯代の支払い方法には注意
・利用料金の滞納があっても、任意整理の対象から外せば、携帯電話を使い続けられる
・滞納した利用料金を任意整理に含めた場合、携帯電話が使えなくなる
・携帯電話の本体代が分割払いの場合は、残額を一括で支払うことになる可能性がある

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